新年明けましておめでとうございます。ウェブマガジン「UKアダプタ」2010年の最初の更新です。ロンドン最先端のアート・ショーから、過去10年間のアート歴史を振り返るリポートまで、アートに関する4つの記事を掲載!
WWW.UKADAPTA.COM
MUTATE BRITAIN
英国初、前代未聞の巨大アートショー
Mutate Britain は、これまでに例を見ない斬新でユニークなコンセプトを持つエキシビションである。軍用ヘリコプター、グラフィティ、4足歩行の2人乗りロボッドなど様々な作品が展示され、ギャラリーから飛び出して街でアートを楽しみ、社会をもっと広く巻き込もうという都市密着型のイベントだ。今回 UKAdapta は、アーティスト渉外担当者である Joe Dunne に話を聞いた。彼女は多忙な中インタビューに答え、このイベントがなぜ特別であるのか、なぜ一般の人々にこんなにウケているのか、その理由を語ってくれた。
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TRISTAN SCHOONRAAD
ハリウッド特殊美術がつくる現代アート
イギリス・ハートフォードシャー在住のアーティスト「トリスタン・シュラード」。ハリウッド等の映画製作で特殊美術として活動し、これまでランボー、グラディエーター、ハリーポッターなどの名作に参加して来たベテラン・アーティストである。2年前からは彫刻家としての個人活動をスタートし、現在ロンドンを中心に様々なアート展に参加する注目クリエイターだ。映画の世界で培って来た彫刻技術は、独自のアイデアと手法をブレンドする事で、これまでにないコンテンポラリーな彫刻を生み出す事に成功した。2009年に東京で開催されたアート展「CLOSE ENCOUNTERS」でアジア・デビューを果たした彼に、これまでの映画業界での経験と、アートにかける意気込みについて話を聞く事が出来た。
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RABODIGA
注目の女性グラフィティ・ライター
スペイン出身のグラフィティ・ライター「Rabodiga(以下R)」は今年最も注目された女性アーティストの1人と言える。女性でありながら男性顔負けのペイント・スキルを持ち、UKを中心にヨーロッパで広く活躍している。2009年末にロンドンで開催されたグループショウ "Shades Of Things To Come" に参加するため、渡英していた彼女に話を聞く事が出来た。
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ART REPORT 2009
過去10年に世界で起きたアート・バブルの実態
よい時代には必ず終わりが訪れる。しかしそれは同時に、新しいアート世代の期待すべき始まりを意味する事でもある。2000年から10年がたち、我々は聖域とも言える今世紀最大の "アート・バブル" を体験し、その過程を知る目撃者となった。
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